インボイス制度について|社員ブログ|アベールソリューションズ株式会社
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2023.09.08
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インボイス制度について
ご挨拶
こんにちは。経営管理グループのSです。
経営管理グループでは、来月から開始されるインボイス制度の準備をすすめています。
今回は、インボイス制度についてお話します。
インボイス制度って?
インボイス制度とは、簡単に言うと、消費税の納税額を計算するやり方が変わる、ということです。
そもそも消費税とは?
モノを買ったときに消費税を支払うのは皆さんご存じですが、ではお店は受け取った消費税をそのまま納税するのか、というとそうではなく、仕入れの時に支払った消費税を差し引いて納めています。
例えば、100円の消費税を受け取っても、仕入れで50円の消費税を支払っていたら、納税額は50円ということです。
これを仕入税額控除と言います。
また、年間売上が1,000万円以下のお店は、消費税を受け取っても納税しなくてよいのです。
これを免税事業者と言います。
何が変わる?
インボイス制度には、事業者登録制度というものがあります。
こちらに登録すると、T+13桁数字の番号が発行されます。
この番号を請求書や領収書、レシート等に記載しないと、仕入税額控除の対象になりません。
また、年間売上が1,000万以下でも消費税を納める義務が発生します。
このため、いままで免税事業者であった個人事業主などは登録をしたがらず、かといって、登録をしないと顧客から取引停止や値下げを要求されるというリスクが出てきます。
ちなみに、免税事業者は全事業者の6割近くもいます。
皆さんへの影響
経理処理に関係していない方々に影響するのは、立替精算のときだと思います。
10月以降、領収書やレシートを受け取ったら、Tから始まる番号を探してみましょう。
それがないからといって立替精算ができないわけではありませんが、経理から小言を言われるかもしれません。注意してみて下さい。